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バイデン米大統領、FRB議長と31日に面会 インフレ議論

【ワシントン=高見浩輔】バイデン米大統領は31日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長と面会する。約40年ぶりの水準に達したインフレの抑制策や、世界経済の動向について意見を交換する。バイデン氏が2021年11月にパウエル氏を2期目の議長に指名して以降、公式の面会は初めてとなる。

ホワイトハウスが公表した。パウエル氏は米上院の承認を受けて23日に正式に再任され、議長として2期目をスタートさせたばかりだ。

11月に中間選挙を控えるバイデン政権にとって、政権批判に直結するインフレの抑制は最重要課題となっている。5月に約22年ぶりとなる0.5%の大幅利上げに踏み切ったFRBに対し、政治サイドから大きな不満の声は出ていない。FRBは次回の6月会合でも0.5%の利上げを実施するのが既定路線となっており、今回の面会が短期的な金融政策の動向を左右する可能性は低そうだ。

パウエル氏は前FRB議長でもあるイエレン米財務長官とは月に数回、1時間かけて朝食をとっている。それを除けば、米政権の要人と積極的に会うことはほぼない。パウエル氏は前トランプ大統領によって議長に指名され、積極的な金融緩和を求めるトランプ氏から繰り返し批判された経緯がある。

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