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米CDC、交通機関でマスク義務付け 前政権方針覆す

(更新)
飛行機やバスなど公共交通機関でのマスク着用を義務化する。写真は2020年11月、コロラド州の空港=ロイター

【シリコンバレー=佐藤浩実】米疾病対策センター(CDC)は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため全ての公共交通機関でマスクの着用を義務付けると発表した。飛行機や鉄道、バスなどのほか、空港や駅でもマスクを着けるよう命じる。コロナ対策を最優先に掲げるバイデン政権下で、トランプ前政権の方針を翻した。

命令は2月1日夜に発効し、2歳以上を対象とする。米国人に加え、旅行者もマスクを着ける必要がある。タクシーやライドシェア利用時の着用も求める。交通機関の運営企業は乗客にマスクの着用を義務付け、従わない人の利用を拒否することになる。違反者は刑事罰の対象になる可能性もあるという。

CDCによると米国の新規感染者数(7日移動平均)は1月8日の24万8706人をピークに減少に転じ、東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州などコロナ規制の緩和に動く地域も増えている。

一方で「南アフリカ型」や「ブラジル型」といった感染力が強いコロナ変異種が見つかり、感染再拡大の懸念も強まっている。CDCのロシェル・ワレンスキー所長は声明で「旅行を避けるよう勧めているが、移動しなければならない人のためにウイルス拡散を防ぐ追加の手立てを講じる」と述べた。

トランプ前大統領は全米でのマスク着用の義務化に否定的で、CDCも「強い勧告」にとどめていた。バイデン氏はコロナ対策を新政権の最優先事項に掲げており、変異種が広がるなかで前政権の方針を翻した格好だ。

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