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ペルー大統領、首相に極左思想の政治家を指名

(更新)
ペルーのカスティジョ大統領(29日、ペルー南部アヤクチョ)=ペルー大統領府提供

【ニューヨーク=外山尚之】ペルーのカスティジョ大統領は29日、首相に所属政党ペルー・リブレの議員、ギド・ベリド氏を指名した。ベリド氏は急進左派的な思想を持っているとされ、過去にはテロ組織を擁護した発言で捜査されたこともある。経済界では左派色が強まることに対する警戒が高まっている。

ベリド氏は過去のインタビューで極左ゲリラ「センデロ・ルミノソ」について「間違った道を進んだペルー人」と述べて擁護し、テロ組織だと断言しなかったことが問題視されている。

地元紙コメルシオ(電子版)はベリド氏に関して「議会で防衛やインテリジェンスの委員会のメンバーになることができない人物だ」とする記事を掲載し、今回の人事に疑問を呈した。首相や閣僚は議会の承認を得る必要があるが、紛糾する可能性もある。

28日に就任したカスティジョ氏は首相や閣僚の任命を遅らせており、ペルー・リブレとの調整に時間がかかっているとされる。ベリド氏を首相にするという人事には、同党のセロン党首の意向が反映されていると地元メディアは報じている。自由貿易協定(FTA)を否定し、マルクス主義を信奉するセロン氏の存在感が大きくなれば、経済に悪影響を及ぼす政策が採用される可能性がある。

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