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NY州司法長官、22年知事選出馬 当選なら初の黒人女性

【ニューヨーク=大島有美子】米東部ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は29日、2022年11月に予定される同州の知事選に立候補すると表明した。ジェームズ氏は前知事のクオモ氏のセクハラ行為を認定したほか、全米ライフル協会(NRA)の解散を求めて提訴したことでも知られる。民主党リベラル派からの支持が厚く、副知事から昇格した現職のキャシー・ホークル知事の有力対抗馬として注目を集める。

新型コロナウイルスの感染拡大への対応で陣頭指揮を執ったクオモ氏は、セクハラで今年8月に引責辞任した。ジェームズ氏はクオモ氏の元部下など11人の女性がセクハラを受けたとする報告書を公表。報告書によってバイデン米大統領をはじめ、クオモ氏に対する辞任圧力が高まり、辞任のきっかけとなった。

ジェームズ氏が全米で名を知られる存在になったのは、20年8月のNRA提訴だ。有力ロビー団体でトランプ前大統領の支持基盤でもあったNRAの上層部が寄付金を着服していたとして、解散を求めて提訴した。NRAは今年1月、米連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請しニューヨーク州からテキサス州への移転を計画したが、テキサス州の裁判所は5月、申請を認めない決定を下した。ニューヨーク州司法当局による捜査は続いている。

ジェームズ氏はトランプ氏への厳しい姿勢でも知られる。トランプ氏一族が経営する複合企業「トランプ・オーガニゼーション」に対して、脱税や不正な資金取引の疑惑を巡り民事事件として捜査を続けてきた。5月には刑事捜査も開始した。

ジェームズ氏が知事になれば、黒人女性で全米初となる。黒人有権者や左派系の有権者の支持が厚い。米メディアによると、知事選には現職のホークル知事のほか、12月に任期を終えるニューヨーク市のデブラシオ市長も立候補を検討している。

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