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バイデン氏、オミクロン型で都市封鎖「考えず」

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【ワシントン=鳳山太成】バイデン米大統領は29日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染拡大を巡り「現時点でロックダウン(都市封鎖)は考えていない」と述べた。米経済の回復に水を差す行動規制の導入を避ける意向を示した。

バイデン氏はオミクロン型について「懸念する理由だが、パニックになる理由ではない」と強調し、国民に冷静な対応を呼びかけた。米国内では感染例が確認されていないが「遅かれ早かれ米国で見つかるだろう」と指摘した。

既存のワクチンがオミクロン型にどれくらい効果があるか把握するには「数週間かかる」と語った。同型に対応する新たなワクチンが必要になった場合、「あらゆる手段を使って開発や供給を加速させる」と意欲を示した。

現時点で既存のウイルスに対応するためにも、接種完了から半年たった人にはブースター接種(追加接種)を受けるよう求めたほか、未接種の人は早く受けるよう促した。屋内の混雑した場所ではマスクを着けるよう呼びかけた。

米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長も29日、18歳以上の人はブースター接種を「受けるべきだ」と推奨する声明を出した。これまでは各個人のリスクに基づいて決められるとしてきた。

バイデン氏は、今冬の新型コロナ流行を抑えるための計画を12月2日に発表すると明らかにした。「ロックダウンではなく、ブースター接種を含むワクチンの普及や検査体制の拡充で対応する」と説明した。

米国は29日から南アフリカなど8カ国からの入国禁止措置を実施した。バイデン氏は「(米国内での感染拡大は)止められないが遅らせることができる。多くの対応を迅速に取れる時間ができる」と措置の正当性を訴えた。

一方、ニューヨーク市は29日、オミクロン型の感染拡大をにらみ、ワクチン接種の有無にかかわらず屋内でのマスク着用を「強く推奨する」と発表した。同市はすでに公共交通機関や病院、学校でのマスク着用を義務付けている。同市の保健当局幹部は「ニューヨークでも近くオミクロン型の感染が確認されると予測している」との認識を示した。

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