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米コロナ新規感染、最多30万人超に 医療逼迫に懸念

NY州は6万7000人

(更新)

【米州総局=清水孝輔】米国で新型コロナウイルスの新規感染が加速している。米ジョンズ・ホプキンス大学によると、29日の新規感染者数は7日間の移動平均で1カ月前に比べて3.7倍の30万人超となり、過去最多を更新した。変異型「オミクロン型」が広がり、医療逼迫の懸念が高まっている。

米国の新規感染者数は7日の移動平均で1月11日の約25万2000人を上回り、29日まで2日連続で過去最多を更新した。累計感染者数は29日に5365万人を超え、1カ月前に比べて約10%増えた。東部ニューヨーク州は1日の新規感染者数が28日に約6万7000人と過去最多を更新した。

感染拡大の最大の理由はオミクロン型の存在だ。米疾病対策センター(CDC)によると、25日時点で全体の58.6%をオミクロン型が占めており、41.1%のデルタ型を初めて上回った。オミクロン型の比率は18日時点の22.5%から2倍以上に拡大した。

オミクロン型の重症化リスクは低いとされる。ジョンズ・ホプキンス大学によると、29日の新規死者数は7日間の移動平均で1500人あまりにとどまり、感染者数に比べると増加ペースが小さい。米ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)は9割以上のオミクロン型の感染者は症状が出ないと指摘している。

ただ感染者数自体の大幅な増加によって医療逼迫の懸念が高まっている。英オックスフォード大学の研究者らが運営するデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」によると、米国の新型コロナの入院患者は27日時点で約7万3000人と1カ月前に比べて5割近く増えた。

医療逼迫の懸念は感染への対応方法にも影響している。CDCは27日、感染後の隔離の推奨期間を5日に短縮した。米紙ワシントン・ポストによると、CDCの判断の背景には、現状の措置を続けると症状が軽い患者の急増に医療体制が対応しきれなくなるという懸念があったという。

世界でもオミクロン型の感染が広がっている。ジョンズ・ホプキンス大学によると、29日の新規感染者数は7日間の移動平均で1カ月前に比べて約8割増の100万人超となり、過去最高を更新した。一方で新規死者数の移動平均は約6300人で、1カ月前に比べると約10%減った。

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