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米メルク1~3月期、1%減益 主力薬が落ち込み

【ニューヨーク=西邨紘子】米製薬大手メルクが29日発表した2021年1~3月期の決算は、純利益が前年同期比1%減の31億7900万ドル(約3500億円)だった。新型コロナウイルスの流行地域で通院や予防医療が先延ばしにされ、主力薬の売り上げが落ち込んだ。新型コロナ関連のワクチンや治療薬の開発コストも重荷となった。

特殊要因を除いた1株利益は1.40ドルで、前年同期(1.51ドル)と市場の予想(1.61ドル)を共に下回った。 

売上高は120億8000万ドルで横ばいだった。がん治療薬「キイトルーダ」が19%増収と好調だった一方、肺炎球菌ワクチンやHPVワクチンなどは落ち込んだ。メルクは、コロナ禍が1~3月期の売上高を6億ドル程度引き下げたと試算する。

同社はコロナ関連のワクチンや治療薬候補の開発を相次ぎ中止しており、主力薬の落ち込みを埋める収益源を育てられずにいる。メルクのケネス・フレージャー最高経営責任者(CEO)は処方薬事業について「革新的な製品への潜在的需要は変わらず強い」と今後の需要の戻りに自信を見せた。21年通期の業績見通しは売上高で518億~538億ドルの範囲とし、前回予想を据え置いた。

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