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フォード、4~6月38%増収 半導体不足「想定より改善」

米フォードは通期の業績予想を上方修正した=AP

【ニューヨーク=中山修志】米フォード・モーターが28日発表した2021年4~6月期決算は、売上高が前年同期比38%増の267億ドル(約2兆9400億円)だった。半導体不足が想定より改善し、下半期の生産が上向くとの見込みから通期の利益見通しをおよそ6割上方修正した。

北米や欧州で新車販売が前年同期から2割増加し、4~6月の世界販売は18%増の76万4000台となった。ピックアップトラックなど大型車の販売増や、値引きの抑制による販売単価の上昇も収益を押し上げた。

純利益は50%減の5億ドルだった。自動運転子会社「アルゴAI」への独フォルクスワーゲン(VW)からの出資受け入れに伴い前年同期に35億ドルの利益を計上した反動が出た。

ジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は「4月の想定に比べて半導体の調達が改善した」と述べ、7~12月の生産台数が1~6月に比べて最大約3割増加するとの見方を示した。これに伴い、21年12月期通期のEBIT(利払い・税引き前利益)の見通しを4月時点の55億~60億ドルから90億~100億ドルに引き上げた。これは期初予想(80億~90億ドル)を上回る。

フォードは4月、半導体不足で4~6月の生産が前年同期から半減すると見通しを示し、通期の業績予想を下方修正した。3月に発生したルネサスエレクトロニクスの工場火災が響くと説明したが、ルネサスの工場が短期間で復旧したことで調達懸念が緩和した。

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