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GM、全乗用車を電動に 35年まで 脱炭素を加速

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GMは新型車を全面的に電動車両に切り替える=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】米ゼネラル・モーターズ(GM)は28日、2035年までに乗用車を全面的に電動化する方針を盛り込んだ経営目標を発表した。ガソリン車やディーゼル車の販売を取りやめ、電気自動車(EV)など二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロ・エミッション車への全面移行をめざす。環境保護を重視するバイデン米政権の発足に伴い、脱炭素に向けた企業の動きが本格化してきた。

多目的スポーツ車(SUV)やピックアップトラックなどを含む「ライトビークル」を「努力目標」として35年までにEVか燃料電池車(FCV)に切り替える。併せて40年までにグローバルの製品と事業活動からの炭素排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を実現する計画を「必達目標」に掲げた。

同社は昨年9月、ガソリン車の車台やエンジンをホンダと共通化すると発表した。当面必要なガソリン車の開発をホンダに委ね、自社はEVの開発に特化する。メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は同日、「環境に優しいより良い世界を実現するため、世界の政府と企業の取り組みに参加する。自動車産業と経済全体への大きな影響にするために、同業他社にも加わってほしい」と述べた。

バイデン政権は地球温暖化防止の国際的枠組みであるパリ協定に復帰し、全米50万カ所に充電設備を設けてEVの普及を促進する方針を打ち出している。GMは昨年11月に25年までにEV30車種を投入する計画を示したが、脱炭素の目標実現に向けてさらに電動化に踏み込む。自動車大手では独ダイムラーが19年、39年に乗用車からのCO2排出をゼロにする計画を発表した。

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