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Amazon、家庭用ロボット参入 家の中を動き回って監視

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【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムは28日、家庭用ロボット事業に参入すると発表した。第1弾となる小型ロボット「Astro(アストロ)」を米国で年内に発売する。ユーザーの留守中に自宅の中を動き回ってペットの様子を監視したり、台所の火の始末を確認したりできるという。

アストロは小犬ほどの大きさで、車輪によって駆動する。本体前方にはアニメーションのような2つの目を表示する小型ディスプレーを搭載した。内蔵センサーが集めたデータを使って人工知能(AI)が家の中の地図を自動で生成し、家具などの障害物や段差をよけて自律的に動き回ることができる。

普段は本体内に収納している潜望鏡のようなカメラ部分を伸ばせば、ガスコンロなど高い位置の様子も遠隔から確認できる。ボタン操作によって内蔵したカメラやマイクをオフにしたり、アストロが立ち入れない部屋を設定したりできるようにするなど、ユーザーのプライバシーにも配慮した。

「アストロ」はAIを使った自律走行によって家の中を自在に動き回れるという

アマゾンのスマートスピーカーなどと同様に音声AI「アレクサ」を搭載した。ユーザーはお気に入りの音楽を流すよう声で指示することもできる。28日にオンラインで開いた発表会では、アストロが音楽にあわせてディスプレー部分を振りながら踊る様子も披露した。

当初は米国で招待制によって販売する。価格は999ドル99セント(約11万円)で、同日から申し込みの受け付けを始めた。アマゾンは発売日を明らかにしていないが、2021年内に出荷を始めるとしている。

アマゾンはSF小説や映画、アニメなどからインスピレーションを得て、数年前から家庭用ロボットの開発に取り組んできたという。すでにアストロを自宅で約1年使っているというデイブ・リンプ上級副社長は「5~10年後にはどの家庭にも少なくとも1台のロボットが導入され、日常生活の中核を担うようになると考えている」と述べた。

子ども向けビデオ通話端末「グロウ」は内蔵プロジェクターを使って手元に絵本などを表示できる

アマゾンは同日の発表会で、19インチのプロジェクターを使って手元に絵本などを表示しながら通話できる子供向けのビデオ通話端末「Glow(グロウ)」や、15.6インチのディスプレーを搭載した壁掛け可能なスマートスピーカー「Echo Show(エコーショー) 15」も発表した。

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