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ボーイング最終赤字580億円 1~3月期、出荷低迷続く

【ニューヨーク=中山修志】米ボーイングが28日発表した2021年1~3月期決算は最終損益が5億3700万ドル(約580億円)の赤字(前年同期は6億2800万ドルの赤字)だった。最終赤字は6四半期連続。主力小型機「737MAX」の出荷が再開したものの、中大型機を中心に航空機の需要低迷が続いている。

売上高は同10%減の152億ドルだった。1~3月の商用機の出荷機数は737MAX58機を含む77機。2度の墜落事故で運航停止が続いていた同機は20年11月に米連邦航空局(FAA)が運航再開を認め、ボーイングは同12月から出荷を再開した。

商用機の出荷ペースは主力機が不在だった前年同期の50機から5割増加したものの、19年同期と比較するとおよそ半分の水準。新型コロナウイルス危機で経営不振に陥った航空会社からのキャンセルや受領延期が続いた。

新規受注は282機と前年同期(49機)の約6倍に伸びた。格安航空会社(LCC)大手の米サウスウエスト航空から3月に737MAX100機の大口受注を得るなど、近距離輸送向けの小型機の注文は持ち直しつつある。

営業キャッシュフローは33億ドルの赤字だった。赤字幅は前年同期の43億ドルから縮小したが、市況低迷による減産で生産効率が悪化しており、黒字転換には時間がかかる見通しだ。

デビッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)は「厳しい市場環境が続いているが、21年が航空業界にとって転換点となる。ワクチンが普及すれば力強い回復につながる」と述べた。

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