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テスラ、2年ぶり株式分割表明 株価は一時9%高

【シリコンバレー=白石武志】米テスラは28日、2022年内に株式分割を実施する計画を表明した。株式分割は理論的には株価に中立とされるが、同社が20年8月に1株を5株に分割すると発表した直後に株価は急騰した。約2年ぶりとなる今回の発表も買い材料視され、28日の米国市場で同社株は前週末終値に比べ一時9%上昇した。

テスラは28日付の米証券当局への開示文書のなかで、株式分割に向けた発行済み株式数の増加について22年に開く株主総会で株主に承認を求める計画を表明した。分割案の詳細は含まれておらず、今後、具体策を示すと見込まれている。

テスラは株式分割によって最低投資金額の引き下げを狙っているもようだ。「ロビンフッド」のような端株投資が可能な株式取引アプリの普及ですでに株式の一部を購入することは可能だが、株式分割には個人投資家が株式を売買しやすくなる効果がある。

テスラが20年8月に1株を5株に分割すると表明した際には、発表直前から同年8月末までの約3週間で株価は約80%上昇した。脱炭素の流れを追い風にその後も上昇基調が続き、21年10月には時価総額が自動車メーカーとして初めて1兆ドル(約123兆円)の大台を突破した。

22年に入ってからはロシアのウクライナ侵攻に伴う原材料価格の高騰などが懸念材料となり、テスラ株の前週末時点の年初来下落率は4%になっていた。約2年ぶりとなる株式分割の表明は、株価対策の意味合いが強いとの見方も出ている。

米ハイテク銘柄の間では株式分割の動きが相次いでいる。グーグルの持ち株会社であるアルファベットが1株を20株に分割する計画を2月に公表したほか、アマゾン・ドット・コムも3月に入って約23年ぶりとなる株式分割を発表している。

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