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国連事務総長、ウクライナ「人道停戦」へ担当任命

(更新)

【ニューヨーク=吉田圭織】国連のグテレス事務総長は28日、ロシア軍による侵攻を受けるウクライナで人道目的の停戦実現をめざす取り組みを本格化させると発表した。人道的な停戦に向けてロシアとウクライナの双方が合意できる点を探るよう国連のグリフィス事務次長(人道問題担当)に命じた。

グテレス氏はニューヨークの国連本部で記者団に対し「この人道的な悲劇は人道支援で解決できず、政治的な解決策が必要だ」と語り、政治的な交渉をする機会と和平合意成立のためにも即時の人道的な停戦が必要だと訴えた。国連はグリフィス氏によるロシアの首都モスクワとウクライナの首都キエフ訪問を調整している。

紛争が核戦争に発展するリスクについては「絶対避けなければいけない」と述べ、国際原子力機関(IAEA)が数日の間にウクライナ内の核施設の安全を確保するための取り組みを始めると話した。

「敵対行為が停止されることで、必要不可欠な人道支援が提供され、民間人も安全に移動できるようになる」とも強調した。国連によると、ウクライナではロシア軍による攻撃が激化している西部リビウを含む8つの拠点から1000人以上の職員が活動している。

在ウクライナのルブラニ国連常駐調整官は28日に発表した声明で、激戦が続く北東部ハリコフに食料や医療品などの支援を届けたと発表した。支援提供には世界食糧計画(WFP)、世界保健機関(WHO)などが関わった。

ルブラニ氏は、ロシアによる侵攻が始まった2月24日以来、国連はウクライナで89万人に支援を届けたが、「まだ足りない」と指摘した。「爆撃が続き、道路に地雷が埋められると支援は届けられない」と支援拡大が困難な状況について述べ、紛争の関係者に人道支援団体の安全な通行を保証するよう求めた。

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