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米ボーイング黒字転換 4~6月、人員削減縮小

ボーイングの4~6月期決算は最終黒字に転換した=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】米ボーイングが28日発表した2021年4~6月期決算は最終損益が5億8700万ドル(約645億円)の黒字(前年同期は23億ドルの赤字)だった。四半期ベースの最終黒字は1年9カ月ぶり。旅客機の需要が持ち直し、売上高が前年同期から4割増加した。20年に着手した3万人規模の人員削減計画を見直し、削減人数を2万人にとどめる。

売上高は同44%増の169億ドルだった。新型コロナウイルス危機で止まっていた旅客機の出荷が戻り始め、2年半ぶりの増収となった。

貨物機を含む商用機の出荷は79機と前年同期(20機)の4倍に回復し、商用機部門の売上高が2.7倍の60億ドルとなった。新規受注もユナイテッド航空からの小型機「737MAX」200機を含む317機と、わずか10機だった前年同期から急回復した。

デビッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)は同日、従業員に宛てた書簡で、人員削減を2万人にとどめ、グローバルの従業員数を現在の約14万人で維持する考えを明らかにした。同氏は「航空会社が長期投資を再開し、737MAXの信頼回復を確認できたことに勇気づけられた」と述べた。

2度の墜落事故を起こした737MAXは、昨年末の運航再開後に500機を超える受注を得た。一方、中型機「787」は新たな構造上の問題が見つかり、5月から出荷を停止している。カルホーン氏は787について「航空当局と出荷再開の手続きを協議しており、影響は短期的だ」と説明した。

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