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米紙ワシントン・ポスト、バロン編集主幹退任 2月末

米紙ワシントン・ポストのマーティン・バロン編集主幹は2月末で退任する=AP

【ニューヨーク=清水石珠実】米名門紙ワシントン・ポストの編集トップ、マーティン・バロン編集主幹が、2月28日付で退任することが27日までに分かった。電子版を中心にしたデジタル転換戦略が一巡し、米国で政権が交代したことなどを受けて、退任の好機と判断した。後任はまだ決まっていない。ワシントン・ポストは社内外で後任選定を進める。

バロン氏は2013年1月に同紙の編集主幹に就任した。同年10月にアマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏が同紙を買収し、その資金力に支えられて報道体制のデジタル化を積極的に進めた。こうした戦略が奏功し、米報道によるとワシントン・ポスト紙の電子版読者数は約300万人に拡大した。バロン氏就任時に580人だった報道部員は、現在千人を超えた。

26日に社員向けに回覧した書簡のなかで、バロン氏は「66歳になった。次の段階に行く心の準備ができた」と、退任の理由を説明した。

バロン氏は米国のジャーナリズムの現場で45年の経験を持つ。ロサンゼルス・タイムズ、ニューヨーク・タイムズなどを経て、01年にボストン・グローブ編集主幹に就任。11年半の在任期間中、同紙は6つのピュリツァー賞を受賞。カトリック教会を舞台とした児童への性的虐待の実態を明らかにした同紙の調査報道チーム「スポットライト」の活躍は、同名の映画にもなった。

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