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米アルファベット62%増収 4~6月、ネット広告が回復

(更新)
米アルファベット傘下のグーグルは広告需要回復の追い風を受けた(米ニューヨーク市の社屋)

【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルの持ち株会社、米アルファベットが27日に発表した2021年4~6月期決算は、売上高が前年同期比62%増の618億8000万ドル(約6兆8000億円)、純利益が同2.7倍の185億2500万ドルだった。米欧で経済再開が進み、インターネット広告の需要が急回復した追い風を受けた。

売上高と純利益は四半期ベースで過去最高を更新した。1株利益は27.26ドル(前年同期は10.13ドル)。売上高、1株利益ともに市場予想を上回り、27日の米株式市場の時間外取引で株価は一時、同日終値より3%超上昇した。

主力のネット広告の売上高は前年同期比69%増の504億4400万ドルだった。このうち動画共有サイト「ユーチューブ」向けの広告は84%増の70億200万ドルだった。小売りや旅行、金融といった分野の企業が経済再開を機に広告の出稿を増やし、アルファベットの収益を押し上げた。

アルファベットは20年4~6月期に新型コロナウイルスの影響により上場来初の減収となった。21年4~6月期は前年同期の水準が低かったために増収率が高くなった側面もあるが、2年前との比較でも売上高は59%増えた。

同日の説明会でスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は「4~6月期は世界の多くの地域でインターネットを通じた活動が増加し、当社のサービスが多くの消費者や企業を手助けした」と説明した。また、社会全体のデジタル化が進み、収益機会が広がるとの考えを示した。

強化を進めているクラウドコンピューティング事業の売上高は前年同期比54%増の46億2800万ドルになった。営業損益は5億9100万ドルの赤字(前年同期は14億2600万ドルの赤字)だった。米アマゾン・ドット・コムなどとの競争が激しく、収益は改善しているものの赤字が続いている。

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