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米、接種者もマスク着用を 感染拡大地域で方針転換

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ワレンスキーCDC所長はワクチンの接種を呼びかけた=AP

【ワシントン=鳳山太成】米疾病対策センター(CDC)は27日、新型コロナウイルスの感染が広がっている地域で、ワクチン接種を終えた人も屋内でマスクを着用するよう勧告した。これまで接種者はマスク不要としていたが、感染力の強いインド型(デルタ型)の流行を受けて方針転換した。

ワクチン接種完了者向けの指針を見直した。CDCは感染状況によって各地域を4段階で評価する。上位2段階の地域ではワクチン接種者もマスクを着けるよう推奨した。ワクチンの接種率が低い南部や西部など、6割強の郡が現在該当する。

CDCの指針には強制力がなく、地方政府が判断する。現在、デルタ型の感染が広がっている地域はワクチンやマスクに懐疑的な人が多い。指針改定の実効性は不透明だ。

CDCのワレンスキー所長は記者会見で「最新の知見によると、デルタ型に感染したワクチン接種者がまれに他者にウイルスをうつす可能性がある」と指摘した。

ワクチンにはデルタ型を含めて重症化や死亡を防ぐ効果があるとして、速やかに接種を受けるよう改めて呼びかけた。米国内では8割がデルタ型を占めており、接種率の低い地域で感染が再び広がっている。

CDCは5月中旬、指針を緩めて「ワクチン接種者は屋内でマスクを着けなくてもよい」とした。これを受けて、全米各地の地方政府でマスク着用を義務付ける規則の撤廃が広がった。

CDCは、秋に再開する学校向けの指針も見直した。先生や生徒、児童は接種の有無にかかわらずマスクを着けるよう促した。これまで接種者はマスク不要としてきた。

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