7月の米消費者信頼感指数、1年5カ月ぶり高水準
【ワシントン=長沼亜紀】米調査会社コンファレンス・ボードが27日発表した7月の消費者信頼感指数は、129.1(1985年=100)で前月の改定値から0.2ポイント上昇した。2020年2月以来1年5カ月ぶりの高水準となり、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(124程度)を上回った。
「現在の景況」が160.3で0.7ポイント上昇した。「短期の見通し」は108.4で0.1ポイント低下した。
コンファレンス・ボードは「消費者の現況への評価は安定しており、先行きへの楽観度も揺らいでいない」と分析。短期の予想インフレは依然高いもののわずかに低下し、逆に購入意欲は上向いており「21年後半も引き続き消費支出が力強い経済成長を支える」との見方を示した。
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