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ボーイングの7~9月、最終赤字縮小 737MAXの出荷で

(更新)

【ヒューストン=花房良祐】米ボーイングが27日発表した2021年7~9月期の決算は、最終赤字が1億3200万ドル(約150億円)となり、前年同期(4億6600万ドル)より赤字幅が縮小した。小型機「737MAX」の出荷再開が寄与した。

売上高は前年同期比8%増の152億7800万ドルだった。737MAXを巡っては18~19年の2度の墜落事故で全世界の航空会社が運航を停止した。その後、米連邦航空局(FAA)が安全基準を満たしたとして20年11月に運航再開を認めたことでボーイングも翌月から出荷を再開した。

同社は21年7~9月期に62機の737MAXを航空会社に引き渡した。現在は月産19機のペースで製造しており、22年前半には月産31機を目指す。出荷増などを受けて営業キャッシュフローの赤字は2億6200万ドルとなり、前年同期の18分の1に改善した。

中型機787については製造の品質管理で混乱が続いており、出荷再開に向けた品質検査などのために1億8300万ドルのコスト増加を計上した。

このほかに、米航空宇宙局(NASA)などと開発中の有人宇宙船「スターライナー」でも1億8500万ドルの費用を計上した。バルブなどの開発にてこずり、全体のスケジュールが遅れている。無人飛行試験では19年の1回目の打ち上げで失敗し、今夏の打ち上げも延期。次回は22年を計画する。

デビッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)は27日、アナリスト向けの説明会で「新型コロナウイルスのワクチン接種と国境管理(の緩和)を受け、商用機市場は改善の兆しがある」と話した。同社は世界の旅客需要は23~24年に、19年の水準に回復するとみている。

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