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ブラジル、感染ペース再拡大 インド型流入に警戒

(更新)
経済活動の再開を受け、飲食する人々(4月、サンパウロ)

【サンパウロ=外山尚之】ブラジルで新型コロナウイルスの感染が再拡大している。第2波が落ち着いたことで経済活動の制限を緩和した後、新規感染者数は増加基調にある。ワクチン接種の効果で高齢者を中心に死者数は減少傾向にあるものの、インド型の変異ウイルスも流入しており、予断を許さない状況だ。

26日の新規感染者数(7日移動平均)は6万6000人を超え、3月下旬に記録したピークの85%に達する。サンパウロ州やリオデジャネイロ州など都市部では第2波が一服したのを受けて飲食店や商店の営業規制を段階的に緩和しており、市民の気の緩みが指摘される。

変異ウイルスはこれまで、ブラジル型が中心となっていたが、より感染力の強いインド型の存在も懸念されている。北部マラニャン州に到着した船の搭乗員が持ち込んだとされるインド型の変異ウイルスは各地に広がっており、26日時点で7人の感染者が確認されている。既に水面下で浸透している可能性がある。

一方、26日の死者数(7日移動平均)は1820人と、過去2カ月半で最も少ない水準だ。人口の10%がワクチン接種を完了しており、接種した高齢の重症患者数が落ち着いていることが要因とみられる。都市部の集中治療室(ICU)の占有率も減少傾向にある。

南米ではアルゼンチンやコロンビアでも行動制限の緩和で感染者数が増加している。十分な量のワクチンを確保できていない一方、経済低迷の打開も大きな課題になっている。行動制限を巡るアクセルとブレーキを交互に踏まざるを得ない状況が続いている。

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