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米小学校で乱射、6人死亡 軍用並みライフル銃使用

(更新)

【ニューヨーク=共同】米南部テネシー州ナッシュビルの幼稚園を併設する小学校で27日、銃乱射事件があり、いずれも9歳の児童3人と校長を含む教職員3人の計6人が死亡した。駆け付けた警察官が容疑者を射殺した。銃3丁を所持しており、うち2丁は軍用並みの殺傷能力を持つAR15型のライフルと短銃だった。警察は動機や背景を調べている。

米国では学校での銃撃が後を絶たず、小学校では昨年5月に南部テキサス州ユバルディで男(18)=現場で射殺=が21人を殺害した事件以来、最悪の被害となった。

警察によると、射殺されたのは過去に在校していた28歳のオードリー・ヘール容疑者。出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーという。小学校のドアに発砲して侵入し、少なくとも14分間にわたって銃を乱射。警察官が校舎の2階で発見し、射殺した。犯行に関する声明と容疑者が描いた小学校の地図が見つかった。

バイデン大統領は「銃暴力を止めるため、もっと取り組まなければならない」と述べ、殺傷能力の高い銃の販売禁止を盛り込んだ法案を可決するよう議会に求めた。

小学校には通常、児童200人余りと教職員40〜50人がいる。武装した警察官が周囲を警戒する中、児童らは互いに手をつなぎながら避難し、保護者と再会した。

非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によると、4人以上の死傷者を出した銃撃事件は米国で今年に入り130件近く発生している。

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