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NY検察、トランプ氏捜査が長期化 税務不正は難航

【ニューヨーク=共同】トランプ前米大統領に対するニューヨーク州検察当局の捜査が長期化している。いったんはトランプ氏一族の企業による税務処理の不正に照準を定めたが難航。州司法長官は別件の民事調査で来年1月7日にトランプ氏を裁判所に召喚するよう求めるが、同11月の中間選挙に向けて影響力を維持したいトランプ氏は、徹底抗戦の構えだ。

「ジェームズ州司法長官のせいで大きな痛手を被った」。執拗な捜査にいら立つトランプ氏は今月20日、「ばかげた魔女狩り」が自身の「政治生命を絶とうとしている」として、捜査打ち切りを求める訴訟を起こした。

米メディアによると、地検が捜査を始めたのは2018年8月。トランプ氏と不倫したと主張するポルノ女優らへの口止め料を巡り、トランプ氏の納税申告書の提出を要求した。法廷闘争の末、連邦最高裁が今年2月、納税申告書を含む財務記録の開示を命じたことで捜査は急展開した。

地検は脱税罪での立件を目指し、トランプ氏一族が経営する複合企業トランプ・オーガニゼーションの金庫番ワイセルバーグ最高経営責任者(CEO)に捜査協力を要請したものの拒否された。6月に脱税罪でワイセルバーグ氏と同社を起訴するにとどまり、トランプ氏には届かなかった。

検察側は、同社が自社の資産価値を偽り、金融機関から有利な条件で融資を引き出そうとした詐欺容疑の捜査に軸足を移したとみられている。

ジェームズ氏は地検の捜査に協力しつつ、トランプ・オーガニゼーションが不動産価格を不正に計上していたとする民事調査も19年3月から進め、その一環で裁判所への召喚を求めた。トランプ氏側は拒否する構えだ。

捜査を率いてきたバンス地方検事は年末に任期が切れる。後任のブラグ次期地方検事はCNNテレビに「重大な事件であり、力を注ぐに値する」と述べ、捜査を続ける姿勢を強調した。

トランプ氏は他に、昨年の大統領選での結果を覆そうとジョージア州の幹部に圧力をかけた疑いで捜査を受けている。

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