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米GEの4~6月期、売上高9%増 航空機部門に薄日

GEの4~6月期決算は2年半ぶりに増収となった=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】米ゼネラル・エレクトリック(GE)が27日発表した2021年4~6月期決算は、売上高が前年同期比9%増の182億ドル(約2兆円)だった。四半期ベースの増収は2年半ぶり。新型コロナウイルス危機で低迷した航空機エンジン部門の収益が持ち直した。

最終損益は11億ドルの赤字(前年同期は21億ドルの赤字)だった。金融部門が保有する航空機リース会社の株式評価損などが響いた。

航空機エンジン部門は、米ボーイングの小型機「737MAX」の出荷再開や旅客機のメンテナンス需要の回復で売上高が前年同期から10%増加した。営業利益は6億ドルの赤字から1億ドルの黒字に転換した。最悪期は脱したものの、新型コロナ危機前の19年同期と比較すると売上高はなお4割低い水準だ。

医療機器などのヘルスケア部門の売上高は14%増加した。再生可能エネルギーと電力部門の収益も回復し、主要4部門がそろって増収となった。ラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)は「売上高と新規受注は底を打った」と述べ、通期の産業部門のフリーキャッシュフロー(純現金収支)の見通しを最大45億ドルから同50億ドルに上方修正した。

金融部門のGEキャピタルは、社債の償還費用や保有株の評価損が膨らみ11億ドルの損失を計上した。売上高の大部分を占める航空機リース事業を年内にアイルランドの同業大手に売却し、GEキャピタルは解散する予定だ。

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