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米大統領、プーチン氏との協議言及 ウクライナ情勢で

【ワシントン=坂口幸裕】バイデン米大統領は26日、ロシアがウクライナとの国境近くで軍事活動を活発にしていることを「懸念している」と述べた。緊張緩和に向け、ロシアのプーチン、ウクライナのゼレンスキー両大統領と協議する可能性にも言及した。休暇先のマサチューセッツ州で記者団に語った。

ロシアとウクライナは同国東部紛争やクリミア半島の問題などを巡って対立する。米欧は最近、ロシア軍がウクライナとの国境地帯で軍備増強を進めていると分析し、2014年に続くウクライナへの侵攻に警戒を強める。

バイデン氏は「我々はウクライナの領土保全、統治能力を支持している」と述べた。プーチン、ゼレンスキー両氏と対話する考えがあるかを問われ「その可能性はある」と明言した。

米ホワイトハウスは26日、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)とウクライナのイェルマーク大統領府長官が協議したと発表した。ウクライナ国境付近でのロシアの軍事活動などに懸念を共有。緊張緩和へ外交努力が必要だとの認識で一致した。サリバン氏はウクライナの主権と領土保全への米国の関与は揺るぎないと伝えた。

サキ米大統領報道官は18日の記者会見で「将来的にバイデン氏がプーチン氏と話すことは排除しない」と発言していた。6月にスイス・ジュネーブで開いた首脳会談を踏まえ「我々は高いレベルでの接触と関与を継続することで合意した」と話した。

ウクライナでは14年の親欧米派による政変をきっかけにロシア系住民が多い東部で紛争に発展した。東部地域では最近、ウクライナ政府軍と親ロ派の双方が銃撃や砲撃の停戦違反が増えていると互いに非難し合う。

今月10日には米ウクライナの両外相が戦略的パートナーシップに署名。「両国はウクライナの主権や独立、領土の一体性について揺るぎない責任を強調する」と記した。「ロシアが地域の平和と安定を脅かし、ルールに基づく秩序を弱体化させている」と名指しで非難した。

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