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FRB副議長「70年代インフレへの回帰、心配せず」

(更新)
FRBのクオールズ副議長は「1970年代のインフレへの回帰は心配していない」と言い切った=ロイター

【ワシントン=大越匡洋】米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ副議長は26日の講演で物価上昇の加速について一時的だとしたうえで「1970年代のインフレへの回帰は心配していない」と言い切った。国債など資産購入の規模縮小(テーパリング)の議論を始める条件として「労働市場の改善が望んでいたよりも遅い」と指摘した。

クオールズ氏は物価上昇率の伸びそのものについては「一時的な要因を差し引いても、基準を十分に満たす」との見解を示した。一方で、失業率が十分に下がっていないほか、労働参加率の回復の鈍さなどを挙げた。物価上昇の加速は一時的であり、「最大雇用目標に向けた急速な成長を妨げることはない」と話した。

同時に、物価を押し上げる要因となっている原材料や部材の供給制約が長引くことへの懸念も示した。「今後数カ月の間、経済成長や雇用、物価上昇が期待より強ければ、米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入のペースを調整する計画の議論を始めることが重要になる」と語った。

テーパリングの後に控える政策金利の引き上げについては「議論するのは、いまだはるか先の話だ」とし「金融政策はかなり緩和的な状態が当分の間続く」と述べた。そのうえで「非常に困難な1年の後、強固で持続的な拡大期へと落ち着くだろう」との見通しを示した。

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