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米失業保険申請、35.3万件 5週ぶりに微増

【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が26日発表した失業保険統計(季節調整済み)によると、15~21日の週間の新規失業保険申請件数は35万3000件で、前週の改定値から4000件増えた。4週続いていた減少が止まり、5週ぶりに増加した。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(35万件程度)をわずかに上回った。

ただし変動をならした4週間の移動平均では、36万6500件で前週の改定値から1万1500件減り、新型コロナウイルス感染が本格化した2020年3月以降で最低となった。

一方、総受給者数は8~14日の週は286万2000人で、前週の改定値から3000人減った。4週連続の減少でこちらも20年3月以降で最低となった。

米労働市場は緩やかな回復が続いているが、7月末以降、感染力の強いコロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大で、回復の鈍化が懸念されている。レストランの予約サイト「オープン・テーブル」のデータでは、コロナ前の2年前との比較で客足の回復が鈍っているほか、米運輸保安局(TSA)がまとめる米国内空港の保安検査所の通過人数も8月は前月より減っており、再びサービス業への悪影響が出始めている。

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