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6月の米新築住宅販売、6.6%減 昨春以来の低水準

(更新)
建設中の住宅(米ペンシルベニア州)=AP

【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が26日発表した6月の新築一戸建て住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は67万6000戸で、前月比6.6%減少した。3カ月連続のマイナスで2020年4月以来1年2カ月ぶりの低水準となった。

ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(79万5000戸程度)を大幅に下回った。前年同月比では19.4%減少した。販売価格(中央値)は36万1800ドル(約3990万円)で、前年同月比6.1%上昇した。

住宅市場は、新型コロナウイルス感染拡大後、郊外・地方への移住需要の増加に、歴史的低金利の住宅ローンが追い風となって好調が続いていたが、足元で鈍化の兆しがみられる。住宅ローン申請件数や中古住宅販売件数は下降傾向にあり、建設業界の景況感を示す全米住宅建設業協会(NAHB)の住宅市場指数も7月は11カ月ぶりの低水準となった。

全米不動産協会(NAR)のエコノミストは、「住宅販売はコロナ前のペースを依然上回っている」として、需要堅調との見方を維持している。しかし、需要に対して物件の供給が不足して価格が高騰している上に、建材の値上がりや労働者不足も新築住宅価格を押し上げている。NAHBによると、20年4月から21年7月までの針葉樹製材の高騰だけで新築一戸建て価格が平均3万ドル値上がりしたという。

米連邦住宅金融庁(FHFA)の住宅価格指数とS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズのケース・シラー住宅価格指数は、直近の4月はいずれも過去最高を記録し、NARの中古住宅価格(中央値)も6月は36万3300ドルと過去最高となった。手ごろな価格の住宅がなくなり購入をあきらめる人がでる一方、富裕層が別荘や投資目的で購入する例も増えている。

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