/

マスク氏設立の米新興、脳にデバイス埋め込む治験承認

think!多様な観点からニュースを考える

【シリコンバレー=渡辺直樹】起業家イーロン・マスク氏が設立した米新興ニューラリンクは25日、米食品医薬品局(FDA)から臨床試験(治験)を開始する承認を得たと発表した。同社は小型デバイスを脳に埋め込み、コンピューターとつないで情報をやりとりする研究を進めており、脳卒中で体が不自由になった患者がコミュニケーションを取れるようになることを目指している。

ニューラリンクが開発するのは「ブレイン・マシン・インターフェース」と呼ばれる技術。専用ロボットで人の頭蓋骨の一部を切り取って小さな機器を埋め込み、脳の信号を読み取って外部と通信することを想定している。

承認された治験の範囲はわかっていない。ニューラリンクはツイッターで「臨床試験の患者募集はまだ始まっていない。近く情報を公表する」としている。

ニューラリンクはこれまでサルを使った実験で、脳に埋め込んだ機器を通じてテレビゲームを操作することに成功したと明らかにしていた。ただ動物実験に関して動物愛護団体から批判を受けるなど議論を巻き起こしていた。

ニュースレター登録

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

イーロン・マスク

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に関する最新ニュースをまとめました。Twitter買収を巡る問題、宇宙ビジネスのスペースXの最新動向など関心の高い話題をお届けします。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません