米債務上限、2年上げ案浮上 協議「進展」も隔たりなお
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【ワシントン=高見浩輔】バイデン米政権と野党・共和党は25日、債務上限問題を巡って協議を続けた。歳出削減を巡る両者の主張は徐々に近づきつつあり、上限を2年間の期限つきで引き上げる案が出ている。ただ民主、共和とも党内の強硬派には譲歩への慎重論が根強い。債務不履行(デフォルト)に陥るリスクはくすぶっている。
それぞれの交渉チームは25日も午前から協議を始めた。昼すぎに記者団に対応した共和の交渉担当者...
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米国の債務上限問題で与野党の対立が続いていましたが、トップ同士の基本合意に達しました。米連邦政府が発行できる国債などの総額は法律で定められており、これを債務上限と呼びます。国債の元本償還や利払いに回す資金が調達できず債務不履行(デフォルト)に陥る懸念が高まっていました。デフォルト回避には米議会の承認が必要になります。
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