景気後退なき利上げ、狭き門へ期待じわり(NY特急便)
米州総局 大島有美子
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25日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比191ドル(0.6%)高の3万2120ドルで終えた。同日発表のあった5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、米経済の底堅さに対する参加者の自信が示された。景気を冷やさずに金融引き締めを続けるという「狭き門」は通れるか。小売り各社の決算で失望に揺れた市場は、再び静かに米連邦準備理事会(FRB)のかじ取りへの期待を高めつつある。
「市場...