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Microsoft増収増益 10~12月、売上高初の500億ドル超

(更新)

【シリコンバレー=佐藤浩実】米マイクロソフトが25日発表した2021年10~12月期決算は売上高が前年同期比20%増の517億2800万ドル(約5兆8900億円)、純利益は同21%増の187億6500万ドルだった。いずれも市場予想を上回った。出社と在宅勤務を組み合わせる働き方が広がり、協業アプリ「チームズ」などクラウドサービスの利用拡大が続いた。

売上高は事前のアナリスト予想(506億ドル)を上回り、四半期ベースで過去最高を更新した。500億ドル台に乗せるのは初めて。ネット経由で演算能力を提供する「Azure(アジュール)」の増収率は46%で、予想値(45%)を超えた。

業務ソフトをまとめた企業向けの「Office365」の売上高は10~12月期に19%増加した。顧客情報管理(CRM)サービスなども含めた「マイクロソフトクラウド」の売り上げは32%増の221億ドルだった。規模の拡大に伴い、21年を通じて拡大基調にあった伸び率は鈍化した。

サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、職場の交流に使う「チームズ」の月間利用者が2億7000万人を超えたと明らかにした。半年前と比べて約2000万人の増加となる。米小売大手ウォルマートが店舗の従業員向けに採用するなど、工場や店舗といった現場を持つ企業で導入が広がった。

マイクロソフトは18日に687億ドルを投じて米ゲーム最大手アクティビジョン・ブリザードを買収する計画を表明した。安定成長が続くクラウド事業で得た資金を投資に振り向けることで、相対的に規模の小さい消費者向け事業の拡大をめざす狙いだ。10~12月期のゲーム事業の売上高は8%のプラスだった。

1~3月期の売上高見通しは485億~493億ドルとした。前年同期と比べ16~18%多い水準で、市場予想(480億ドル)も上回る。

米市場では20日に決算を発表した米ネットフリックスの業績が予想を下回ったのをきっかけに、新型コロナウイルス下で躍進したIT(情報技術)企業の株価下落に拍車がかかっていた。マイクロソフトの株価も決算発表直後に約5%急落したが、説明会で示した1~3月期の見通しが底堅く、終値を上回る水準に持ち直している。

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