パウエル氏講演前夜、市場に「過ち」の記憶(NY特急便)
米州総局 宮本岳則
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25日の米株式市場は静かな一日だった。米金利上昇の一服などを受けてダウ工業株30種平均は続伸した。もっとも市場の関心は26日予定のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演に向かっており、積極的な売買は控えられた。同氏が「インフレは一時的」と主張した前回の会議から約1年。無風イベントになるとの見方がある一方、相場波乱を警戒する声も残る。
「パウエル氏の発言を受けた株式市場の反応について色々と議...