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チリ、首都などロックダウン ワクチン接種も気の緩みか

(更新)
感染者の増加を受け、市民の移動を規制する兵士(18日、サンティアゴ)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】南米チリ政府は25日、首都サンティアゴなどで27日からロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。チリは世界でも有数のペースでワクチンの接種を進めているが、抗体ができる前に市民の気が緩んだことが感染拡大を招いた。

チリでは2月下旬から感染拡大が始まっており、足元の新規感染者数(7日移動平均)は約6200人と、昨年6月の第1波のピークに並ぶ。すでに多くの地域で経済活動の制限を実施していたが、人口が集中するサンティアゴなどでさらに厳しい措置をとる。

25日時点でチリの人口100人あたりの接種回数は50回近く、世界でも先行する米国や英国を上回る。しかし、2回の接種を終えているのは約316万人と、人口の16%程度にとどまる。地元メディアはワクチンを打ったからと抗体ができる前にマスクを外して交流する市民の姿を伝えており、こうした気の緩みが感染拡大につながったと専門家は指摘する。

変異ウイルスの影響も大きいとみられる。チリでは英国やブラジルで発見された、感染力の高い変異ウイルスが発見されている。規模は不透明ながら、すでに水面下で広がっている可能性がある。

保健省によると、これまでに接種されたワクチンのうち、約9割が中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製、1割が米ファイザー製となっている。

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