/

バイデン氏、北朝鮮の弾道ミサイル「国連決議違反」

対中関係「民主主義と専制主義との闘い」

(更新)

【ワシントン=永沢毅】バイデン米大統領は25日の記者会見で、北朝鮮による短距離弾道ミサイルの発射は国連決議に違反すると批判した。同盟国や友好国と話し合っているとして「もし事態をエスカレートするなら相応の行動をとる」と警告した。最強国家としての地位を中国に譲るつもりはないとも強調した。

バイデン氏が単独の記者会見に臨むのは1月の就任後初めて。北朝鮮による25日のミサイル発射に関して「国連安全保障理事会決議1718号に違反している」と語った。同決議はあらゆる種類の弾道ミサイル発射や計画の停止・放棄を求めている。バイデン氏は非核化を最終目標にするのを条件に「外交の用意もある」とも述べ、対話に意欲を示した。

対中関係について「21世紀での民主主義の有用性と専制主義との闘い」と定義した。中国は「世界を主導し、最も豊かで最強の国になるという目標を掲げている。それを非難するつもりはないが、そうはならない。米国が成長と発展を続けるからだ」と訴えた。「対立を望んでいないが、激しい競争になる」と習近平(シー・ジンピン)国家主席に伝えたことを明かし、米国の産業競争力の強化や同盟国との連携などを通じて対抗する方針を強調した。

中国が新疆ウイグル自治区や香港などで進めている人権弾圧について「どの米大統領も声を上げるのをやめることはない。それが私たちだ」と語った。台湾や南シナ海問題にも触れて「ルールに従うよう中国に責任を取らせる」と力説した。日本、オーストラリア、インドとの4カ国連携を重視しているとして「近いうちに民主主義国家を招いて将来について話し合う」と語った。

5月に期限を迎える米軍のアフガニスタンからの撤収時期に関しては「達成は難しいだろう」と述べ、延期せざるを得ないとの立場を示した。具体的な期限は避けながらも「長くとどまるつもりはない」とも語り、早期撤収に向けた努力を続ける方針を強調した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

バイデン政権

アメリカの「バイデン政権」に関する最新ニュースを紹介します。その他、日米関係や米中対立、安全保障問題なども詳しく伝えます。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン