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カナダ首相、安倍氏国葬を欠席 ハリケーン対応優先

(更新)

【ニューヨーク=大島有美子】27日に開かれる安倍晋三元首相の国葬に出席を予定していたカナダのトルドー首相が、出席を取りやめることが24日、分かった。強い雨をもたらす大型ハリケーン「フィオナ」でカナダ国内に洪水などの深刻な被害が出ており、災害対応を優先する。

トルドー氏の報道官が日本経済新聞に対し明らかにした。「ハリケーンによるカナダへの深刻な影響に対応するため、首相は国葬出席のために東京へ行くことができなくなった」と述べた。カナダメディアによると、カナダ東部の大西洋沿岸地域で、大雨と強風により、家屋倒壊などの深刻な被害が出ている。

トルドー氏は主要7カ国(G7)の首脳で唯一、国葬への出席を表明しており、24~28日の訪日を予定していた。トルドー氏は「安倍氏は首相在任中にカナダと日本を緊密に結びつけた」と声明で述べていた。訪日中には岸田文雄首相と会談し、北朝鮮の核開発の脅威を含む安全保障問題など、日本とカナダの関係を深めるべく議論するとしていた。米国からはハリス副大統領が国葬への出席を予定している。

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