ステランティスとサムスン、米インディアナにEV電池工場

【ニューヨーク=堀田隆文】欧州ステランティスと韓国電池大手サムスンSDIは24日、米中西部インディアナ州に電気自動車(EV)など電動車向けの電池を生産する合弁工場を設けると発表した。2025年の稼働を目指し、現地で1400人の新規雇用を生むとしている。2社は21年に米国に電池合弁を設けることを公表していたが、建設地は未定としていた。
24日の発表では、合弁会社の投資額は最大で31億ドル(約3900億円)になる可能性があると説明した。生産規模については、当初は年産23ギガワット時の生産能力を目指し、数年後には同33ギガワット時に積み上げていくとした。今年後半に建設作業を開始するとしている。
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