/

「米国は対中関税の撤廃を」 IMFが経済審査報告

【ワシントン=高見浩輔】国際通貨基金(IMF)は24日、対米経済審査報告書を公表した。米経済は景気後退を引き起こすことなく物価や賃金の上昇を抑えるという「やっかいな仕事」が求められると指摘。状況を改善するための具体策として過去5年間に中国などに対して導入した関税の撤廃を提案した。

報告書は「鉄鋼やアルミ、中国から輸入する幅広い品目について関税を撤廃すれば経済成長を支えつつ、インフレを抑制できる」とした。トランプ前政権が中国に課した制裁関税の撤廃は、バイデン政権の検討課題となっている。輸入価格が引き下がるため、米国内の物価を押し下げる効果があるとされる。

報告書は新型コロナウイルス禍を受けて導入した過去の景気刺激策の効果が、今後どれほど物価を押し上げるか不透明だと分析した。具体的には現金給付によって膨らんでいる家計の貯蓄が取り崩され、消費を押し上げる点に触れた。

米連邦準備理事会(FRB)による急速な利上げを支持しつつ「政策金利の予想について明確なガイダンスを事前に発信すべきだ」と注文を付けた。「強引な政策対応は、金融の急激な引き締めと米国の景気後退を誘発する危険性があり、世界経済に負の影響を及ぼす」とも言及した。

イエレン米財務長官は同日、IMFのゲオルギエバ専務理事と面会した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

バイデン政権

アメリカの「バイデン政権」に関する最新ニュースを紹介します。その他、日米関係や米中対立、安全保障問題なども詳しく伝えます。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン