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プーチン氏は戦争を選択 バイデン米大統領演説要旨

ロシアのウクライナ侵攻を受けたバイデン米大統領による24日の演説要旨は次の通り。

ロシア軍は理由も正当性も、必要性もなくウクライナに対する野蛮な攻撃を開始した。(ロシアのプーチン大統領は)米国と同盟国、パートナー諸国が相互の安全保障上の懸念に対処するために行った対話を通した誠実な努力を全て拒否した。プーチン氏はこの戦争を選び、彼と彼の国はその報いを受けることになる。今日、私は強力な追加制裁とロシアへの新たな輸出規制を承認する。これはロシアの経済に直ちに、そして長期的に深刻なコストをもたらす。

我々はロシアに与える長期的な影響を最大限にし、米国や同盟国への影響を最小限に抑えるよう制裁を設計した。我々は共同で影響力を増幅するため、欧州諸国や日本など世界経済の半分以上を代表するパートナーの同盟を構築してきた。我々はロシアが世界経済に参加する力を制限し、ロシア軍を成長させる手段を阻止し、ロシアがハイテク経済で競争する能力を弱める。

ロシアの主要4銀行を新たに制裁対象とし、米国内の全ての資産が凍結されることになる。米国や同盟国、パートナーによる制裁で、ロシアのハイテク輸入の半分以上を減らすと推計している。プーチン氏の長期的な戦略的野望に大きな打撃となる。我々はさらなる制裁を準備している。

我々は特に東部の北大西洋条約機構(NATO)同盟国を防衛するための措置を取る。米軍はウクライナにおけるロシアとの紛争には関与しない。米軍はNATO同盟国を守るために欧州に展開する。米国は全力でNATOの領土を守る。ドイツに米軍を追加派遣する。

ガソリン価格の高騰から米国の家族とビジネスを守るためにあらゆる方策を講じる。状況によっては戦略石油備蓄の追加放出を行う。(ロシアによる)この侵略に対抗しなければ、米国への影響はさらに深刻なものとなる。米国は横暴に立ち向かい、自由のために立ち上がる。

これは欧州全体、世界全体の自由にとって危険な時だ。プーチン氏は世界の平和を支える理念そのものに攻撃を仕掛けた。これは最初から彼らの安全保障上の懸念などではなく、むきだしの侵略、プーチン氏の帝国への野望が目的だった。プーチン氏が国際舞台でのけ者になるようにする。ロシアのウクライナ侵略に賛成する国は汚名を着ることになる。自由は勝利する。

【質疑応答】

プーチン氏と話す計画はない。

我々が科した制裁はSWIFT(国際銀行間通信協会)からの排除と同等かそれ以上の影響がある。SWIFTからの排除は選択肢ではあるが現時点では欧州諸国が望む措置ではない。

(制裁の効果は)時間がかかる。プーチン氏は制裁の影響に直面するようになる。(プーチン氏個人への制裁は)選択肢の1つ。

(ロシアを孤立させるよう中国に促すかについては)今のところコメントする用意はない。

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