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ブラジルのコロナ感染、過去最多11.5万人 「第3波」か

(更新)
コパ・アメリカの会場でPCR検査を受けるスタッフ(22日、中部クイアバ)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】ブラジルで新型コロナウイルスの感染が再拡大している。23日の新規感染者数は11万5228人と、過去最多を更新した。ワクチンが行き渡る前の経済活動の再開で、「第3波」が始まったとの指摘もある。

感染者数は7日移動平均でも7万7000人を超え、3月下旬に記録した第2波のピークを上回った。医療系NPO法人のCONASSは「既に我々は第3波に直面している」として、今後も拡大が続く可能性が高いと分析する。飲食店での営業制限の緩和に加え、サンパウロなど南部の都市で冬に入ったことも感染が広がりやすい環境となっている。

ブラジルは感染抑制が不十分な状態で経済活動を再開し、感染者数が増加するというパターンを繰り返している。現在開催中のサッカー南米選手権(コパ・アメリカ)でも選手やスタッフなどに感染者が続出している。

23日の時点でワクチン接種回数は人口100人あたり43回まで増えたが、接種が完了した人は11.57%にとどまる。ブラジルでは有効性が欧米製より低いとの報告もある中国製ワクチンが主流。ケイロガ保健相は「年末までに18歳以上のすべての市民の接種が完了する」としている。

死者数の増加はこれまでのところ抑えられている。新規死亡者数(7日移動平均)は約2000人で、4月のピークの7割以下にとどまる。高齢者などハイリスクグループへのワクチン接種が進んでいることから、集中治療室(ICU)の占有率も低く、第1波や第2波でみられた医療の逼迫はまだ起きていない。

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