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Amazon、映画製作MGM買収で合意間近と報道 約1兆円

アマゾンはMGMの買収によってプライム会員向けの動画配信サービスを強化する狙いとみられる=ロイター

【シリコンバレー=白石武志】複数の米メディアは24日、米アマゾン・ドット・コムによる米映画製作大手メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)の買収交渉が大詰めだと報じた。買収額は約90億ドル(約1兆円)で、週内にも合意する可能性があるとしている。

MGMは人気スパイ映画「007」シリーズなどの製作で知られ、現在は米ヘッジファンドのアンカレジ・キャピタル・グループなどが株式を保有している。アマゾンにとって2017年に137億ドルで買収した米食品スーパー、ホールフーズ・マーケットに次ぐ、過去2番目に大きなM&A(合併・買収)となる可能性がある。アマゾンは報道についてコメントを拒んだ。

アマゾンは有料サービス「アマゾンプライム」の会員向けに、「プライム・ビデオ」の名称でインターネット経由の動画配信サービスを提供している。MGMの買収によってコンテンツを強化し、動画配信市場で競合する米ネットフリックスや米ウォルト・ディズニーなどに対抗する考えとみられる。

新型コロナウイルスの影響で映画産業は公開の延期を迫られるなど大きな打撃を受けてきた。一方、「巣ごもり消費」の拡大でネット動画配信サービスは大きく伸びている。ネットフリックスの会員数は2億人を超え、ディズニーの「ディズニー+(プラス)」は19年秋の参入から1年半足らずで1億人を超える会員数を獲得した。アマゾンのプライム会員数も2億人を超える。

米消費者の間では高額なケーブルテレビの契約を解除し、割安なネット動画配信サービスに切り替える「コードカット」と呼ばれる動きも広がる。5月17日には米通信大手AT&Tがネット動画配信の強化に向け、傘下のメディア事業「ワーナーメディア」を分割してメディア大手の米ディスカバリーと統合すると発表した。

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