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2月の米耐久財受注1.1%減 10カ月ぶりマイナス

米オハイオ州の自動車部品工場=ロイター

【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が24日発表した2月の耐久財受注額(季節調整済み、半導体を除く)は、前月から1.1%減少した。2020年4月以来10カ月ぶりのマイナスで、0.4%程度の増加を見込んだダウ・ジョーンズまとめの市場予測に反して減少した。

航空旅客の回復見込みを背景に民間航空機・同部品の受注は大幅に増えたが、それ以外の項目は広範囲にマイナスとなった。2月中旬の寒波による工場の稼働停止や供給網の混乱で生産が落ち込んでおり、その影響を受けたとみられる。また半導体の供給不足に陥っている自動車・同部品もマイナス8.7%と大きく減少した。

変動の激しい輸送関連を除くと0.9%減で、同様に変動が激しい国防関連を除くと0.7%減だった。企業の設備投資の先行指標とされる「航空機を除く非国防資本財」(コア資本財)も0.8%減となり、10カ月ぶりのマイナスを記録した。

経済調査会社パンセオン・マクロエコノミックスのエコノミストは「寒波前の受注は堅調なペースで伸びており、製造業景況感も極めて強いことから、3月には受注は回復する」との見方を示した。

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