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米高官「キエフ周辺からロシア軍後退」 ウクライナ抵抗

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【ワシントン=坂口幸裕】米国防総省高官は23日、ウクライナに侵攻したロシア軍がウクライナの首都キエフ周辺から後退したとの分析を明らかにした。22日時点でキエフ中心部の東方20~30キロメートル地点まで進軍していたロシア軍を約55キロメートルの地点まで押し戻したとの見方を示した。

ロシアは2月24日にウクライナに侵攻後、数日間でキエフを制圧する想定だった。米政府は燃料や食料の補給体制の不備やウクライナ軍の強い抵抗で、計画は失敗したとみる。

同高官は23日、記者団に「ロシア軍は地上でキエフ制圧に向けて進軍していない。ウクライナ軍はキエフ東方55キロメートルまで後退させた」と指摘した。キエフ北西のロシア軍については「防御態勢をとっているため進軍する気配はない。進軍しようとしていない」と述べた。依然としてロシアは制空権を確保できないとも明言した。

ウクライナ南部のミコライウでも抗戦によりロシア軍が部隊の再配置を迫られている。同高官はウクライナ軍が攻勢に転じ、ロシア軍が防戦に回っている場所もあると説明した。一方、ウクライナ東部のドンバス地域ではロシア軍が優勢で「より多くのエネルギーを注いでいる」との認識を示した。

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