米消費者態度指数、3.8ポイント上昇 12月確報値

【ワシントン=長沼亜紀】米ミシガン大学が23日発表した12月の消費者態度指数(確報値)は80.7で前月から3.8ポイント上昇した。2カ月ぶりの上昇で、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(81.0程度)とほぼ一致した。速報値(81.4)からはわずかに低下した。
「現在の景況感」は90.0で3.0ポイント上昇し、「今後の見通し」も74.6で4.1ポイント上昇した。
調査担当者は、大統領選挙の結果を受けての民主党支持者の景気見通しの改善が、新型コロナウイルスの新規感染者と死者数の増加による落ち込みを相殺したと分析した。