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カナダ当局、TikTokを調査 個人情報取り扱い巡り

【ニューヨーク=大島有美子】カナダの規制当局である個人情報保護委員会(OPC)やケベック州など3つの州当局は23日、中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」について、個人情報の収集や使用を適切に管理しているか調査を始めたと発表した。特に若年層の個人情報保護に焦点を当てる。

ティックトックの個人情報の取り扱いを巡っては、親会社の中国・字節跳動(バイトダンス)に対し、米国のアプリ利用者が集団訴訟を起こし2021年に和解が決まった。23日の声明によると、同様の訴訟がカナダでもあり、和解した。カナダ当局は訴訟や、ティックトックの個人情報の利用や開示に関し多くの報道が出ていることを踏まえて調査を開始した。

利用者の個人情報を収集する際に、開示の義務を満たしているかなどを調査する。データ収集に関して「利用者から有効な同意を得たか、特に若年層の利用者に関しての振る舞いに焦点を当てる」という。

ティックトックの個人情報の取り扱いを巡っては、アイルランドの規制当局であるデータ保護委員会(DPC)が21年に調査を始めた。米連邦議会ではティックトックの利用の全面的な禁止を求める声が高まっている。

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