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スペイン首相、月末に訪中 習氏とウクライナ巡り協議

(更新)

【パリ=北松円香】スペインのサンチェス首相は30日から中国を訪問する。ロシアとウクライナの仲裁役に意欲を示す中国に対し、ウクライナの意向尊重を求める欧州の立場を説明する。ロシアによる侵攻に関する対応を協議するとみられる。ロイター通信などが伝えた。

今回の訪問はスペインと中国の国交50周年を記念し、習近平(シー・ジンピン)国家主席がサンチェス氏を招待した。サンチェス氏は欧州連合(EU)首脳会議出席のために訪れたブリュッセルで23日、記者団に対して「ウクライナの和平に関する習氏の立場を理解したうえで、和平の条件を決めるのはウクライナであることを伝えるのは重要だ」と語っているという。

サンチェス氏は30日に中国の海南省で国際会議「博鰲(ボーアオ)アジアフォーラム」に参加し、31日には北京を訪れて習氏と会談する。スペインは7月からEUの議長国を務める予定で、欧州の代表としての意見交換を意識しているとみられる。

サンチェス氏と習氏は2022年11月にインドネシアで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議の場でも会談した。サンチェス氏は習氏に対し、ウクライナ侵攻をやめるようロシアを説得してほしいと要請していた。

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