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米の劇場やイベント、マスク再び ワクチンと両輪

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【ニューヨーク=吉田圭織】米国の劇場やイベント会場でマスク着用を再び義務づける動きが広がってきた。インド型(デルタ型)の新型コロナウイルスの感染が拡大したためだ。マスク着用を嫌がる人も多く、試行錯誤が続く。

米疾病対策センター(CDC)は7月下旬、マスク着用に関する勧告を更新し、感染率が高い地域ではワクチンの接種を終えても屋内の公共の場でマスクを着けるよう勧めた。接種済みならマスクは不要とした5月の見解を覆した。現時点でハワイやルイジアナ、ネバダなど6州がマスク着用義務を再導入した。

カリフォルニア州ロサンゼルス市では、接種を終えていても1万人以上が参加する屋外のスポーツイベントやコンサートに参加する場合にはマスクが必要となる。 毎年、ニューヨーク市内各地の公園で開かれ、夏の風物詩ともいえる屋外コンサートも入場の際にはマスク着用を必要とし、演奏中も着用を強く勧めるとしている。

ニューヨーク・ブロードウェーではロック歌手のブルース・スプリングスティーン氏がコンサートを開催。観客にはマスクの着用を求めたほか、スプリングスティーン氏自身もステージに現れたときにはマスク姿だった。9月から本格的に再開するブロードウェーの劇場は観客にワクチン接種証明とマスク着用を求めている。

マスク着用が徹底されたわけではない。ニューヨークのセントラル・パークで21日に開いたコンサート。数万人が詰めかけた会場では「マスクを着けているのは少数派。ワクチンを打っていても感染するのではないかと心配だった」(来場者)。30日にニューヨークで開幕するテニスの全米オープンも現時点でマスク着用義務は発表されていない。

ニューヨークでは16日、レストランなどを利用する時のワクチン接種証明の提示が一部で始まった。レストラン内でのマスク着用までは義務化されておらず、店側の判断に任されている。

米ジョンズホプキンス大の調べによると、22日時点の米国の新規感染者数(7日間移動平均)は14万7293人と、今年1月下旬の水準に増えた。CDCは14日時点でコロナ感染者の9割近くがデルタ型に感染していると分析した。

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