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イラン核合意修復「外交が最善の道」 米大統領報道官

22日、サキ米大統領報道官はイランとの対話を探る考えを示した(ワシントン)=ロイター

【ワシントン=中村亮】サキ米大統領報道官は22日の記者会見で、イラン核合意の修復をめぐり「外交こそが最善の道だ」と語った。イランが21日に国際原子力機関(IAEA)による現行の基本的な査察を最大3カ月間受け入れると表明しており、対話の糸口を探る考えだ。

国務省のプライス報道官も22日の記者会見で、イランと基本的な査察の継続で合意したIAEAのグロッシ事務局長について「努力を完全に支持する」と評価した。イラン最高指導者のハメネイ師がウラン濃縮度を60%に高められると主張したことに関し「脅しのように聞こえる」と述べるにとどめ、イランの出方を伺う姿勢を示した。

22日には在イラク米大使館が位置する首都バグダッドの旧米軍管理区域(グリーンゾーン)にロケット弾による攻撃があった。イラクやシリアで過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦を行う有志連合によると、死傷者は報告されていない。イランの支援を受ける武装勢力が攻撃を実行した可能性がある。

イラクでは15日にも北部アルビルの米軍駐留拠点の周辺にロケット弾攻撃があり、死傷者が出たばかりだ。プライス氏は22日の記者会見で、実行犯は調査中だと改めて説明し「我々は急いで対抗措置をとってイラクを不安定化しようとするイランの術中にはまることはしない」と指摘。緊張に拍車をかける対抗措置に慎重な姿勢を示した。

バイデン政権は核合意修復に向けてイランと対話を模索しており、イラクでのロケット弾攻撃をめぐる対立を避けたい考えとみられる。対抗措置を見送れば反撃がないと判断した武装勢力らが追加攻撃を仕掛けるリスクもある。

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