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中米ニカラグア、野党の立候補阻害も 来年11月大統領選

オルテガ大統領を描いた壁画(3月、マナグア)=ロイター

【ニューヨーク=宮本英威】中米ニカラグアの議会は21日、2021年11月の大統領選挙に向けて、野党候補の出馬が困難になる可能性がある法案を可決した。政府に対して、テロやクーデターの企てを理由に立候補を禁じる権限を与える。反米左派のオルテガ政権は強権的な手法で知られ、恣意的な運用を警戒する声が出ている。

オルテガ大統領は18日には「ニカラグアを守らない人やニカラグアに対する制裁を求める人は国民を名乗るに値しない。公職に就く権利を失う」と述べた。

米国は、オルテガ氏に近い人物ら27人を制裁の対象に指定している。ニカラグア政府が米国の影響下にあるとみる野党政治家らをけん制する狙いとみられる。

米州機構(OAS)は21日に公表した声明で「ニカラグアの人々が自由に代表者を選ぶ権利を阻害しかねない」と、強い懸念を表明した。

野党指導者のフアン・セバスティアン・チャモロ氏は立候補禁止について「オルテガ氏にこそ最初に適応されるべきだ」と指摘した。

ニカラグアのオルテガ氏は大統領を通算4期務めている。夫人のムリジョ氏が副大統領を務めるなど独裁批判がある。18年には反政府デモが頻発し、治安当局との衝突で多くの市民が犠牲になった。

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