FRB、0.25%継続も金融不安警戒 利上げ停止も議論
[有料会員限定]
【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)は22日、0.25%の追加利上げを決定した。1年間で計4.75%という急ピッチの利上げは金融不安を招き、米連邦公開市場委員会(FOMC)内では利上げの一時停止も議論された。銀行破綻が実体経済に及ぼす影響も読めないなか、FRBは高インフレの抑制を優先して薄氷を踏んだ。
「銀行システムの安定を保つため、あらゆる手段を行使する」。パウエル議長は記者会見...
関連企業・業界
業界: