米地銀に再編の波 テック投資が引き金に (NY特急便)
米州総局 宮本岳則
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22日の米国株式市場ではハイテク株が総崩れとなった。長期金利の上昇によって株価の「割高感」が意識され、テスラは終値で前週末比9%安、アップルは同3%安まで売られた。マネー逃避先の1つとして存在感をみせたのが米銀行株だ。景気回復見通しに加え、M&A(合併・買収)期待が株価を支えている。
「統合によって規模を生かせるようになる」。22日早朝に開かれた米地銀M&Tバンクと同ピープルズ・ユナイテッド・ファ...
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